教育正常化をめざして(平成4年)


 お彼岸が近づいたある日、PTA会長から、「うちの子の担任の先生が子供に『先祖の墓参りをしてはいけません』と教えたそうですが、いったい学校はどうなっているのでしょうね」という質問を受けたことでした。すぐに調査をしてみたら、確かに事実だったのです。

そしてその理由は、先祖の時代は差別の時代であったから、先祖の墓参りをすることは差別を認めることになる、ということでした。

そして、昭和63年に向かって、国旗・国歌の反対、天皇制打倒と言った行動が顕著になってきました。

 

そのことは、子供の教育上の大きな悪影響を与えているのではないかと、いろいろ調査をしてみたところ、信じられないような学校内での先生の行動、さらに学校運営の不正常と思われる数々の実態が明らかになってまいりました。

 

ほとんどの住民は、学校は一生懸命子供の教育に専念していてくれるものと信じ込んでおられると思っています。

 

しかし、学校運営の不正常な実態に驚いた私は、教育正常化のためにいろいろな運動にかかわっていくこととなりましたが、ここでこの実態を少しでも多くの方々に認識していただいて、正常化のための意識を高め、私達の大切な子供達を健全に育てるため、皆様のご協力をお願いしたいと考え、本資料集を作成させていただくことといたしました。